5Sがオフィスを救う
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整理 - せいり
01
散らかっているものを単にきれいに並べただけでは整理したことにはなりません。
整理は、オフィスにあふれる膨大なものを、必要なものと不要なものとに分けることから始まります。
片付けるときに、不要なものを取り除いていって、仕事に使うものだけを残していきます。
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整頓 - せいとん
02
整頓とは、整理され片付けられたものの中から、必要なものがいつでも取り出せるようにすることです。
オフィスの棚に並ぶファイルを色別に保管したり、本棚の並びを変えることがここに含まれます。
整頓に着手する前に、どこに何を収納するのかを考えて整頓する必要があります。
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清掃 - せいそう
03
清掃とは、いわゆる掃除のことです。
会社が仕事をするのに快適になるように、ガラスを磨いたりスリッパを並べたりすることがここに含まれます。
決められた時間に行うだけでなく、業務の合間のちょっとした時間や、あるいは何かに気づいたそのときに掃除を行います。
常日頃から、掃除の意識を持っておきます。
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清潔 - せいけつ
04
清潔とは、整理、整頓、清掃を経てきれいになったオフィスを維持することです。
きれいな状態を保つためには、日ごろからの工夫が必要です。
日ごろからきちんと整理整頓が行き届いていれば、ちょっとしたほころびにもすぐに気がつくことが出来ます。
整理整頓を常に意識していることで、快適な環境を維持することが可能となります。
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躾 - しつけ
05
しつけとは、整理整頓を定着させるために、社員全員で取り組むべきルールです。
続けていくためには、社員の意識付けを徹底しなければいけません。
一人でも「自分だけなら」という社員がいるだけで、その甘えた感覚が社内に蔓延してしまいます。
そうならないためにも、整理整頓をルール化して、常に緊張感を持つようにしましょう。