5Sだけじゃない、『4S』とは!?
オフィス整理の推進化計画
整理整頓を社内人間全員の意識に根付かせるために、どのように工夫していくか見ていきましょう。整理で不要なものを捨てるときに4Rを参考にします。
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整理の推進
01
不必要なものを捨てるときに、何でもかんでもゴミ箱に入れるだけにしてはいませんか。
この時に、捨てるごみの量を減らすひと手間を考えましょう。
地球環境を考えて、またコストを下げることができます。
リサイクル、リデュース、リユース、リヒューズという4つが、ゴミの量を減らすことに貢献します。
リサイクル(再利用)
ある製品をほかの物質に作り替えて、使いまわすこと。
例:発泡スチロールトレー→プラスチック製のボールペン
リデュース(減量)
無駄に作らないこと。
例:資料の枚数を余分に印刷しない。
リユース(再使用)
廃棄した製品、またはその部品をそのままの形で使いまわすこと。
例;携帯電話の中の希少金属を、再び携帯電話を作るときに使う。
リヒューズ(拒絶)
ゴミになるとわかっているものをはじめから作らないこと。
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4R=4つの推進
整頓の推進
02
きちんと取り出せるように整頓するといっても、「きちんと」の基準は人それぞれです。
ある人は、書籍を積むときに、すべての表紙が上を向くことがきちんとだと思うかもしれません。
またある人は、表裏がバラバラでも角と角が合わさっている形をきちんとと思うかもしれません。
個人で異なる整頓の判断基準を統一するには、会社全体の基準を明確にする必要があります。
清掃の推進
常日頃から、身の回りのものをいつでも使える状態にすることを心がけましょう。
そのために、汚れが落ちにくくなるのを待つのではなく、使い終わったら掃除するということを身につけましょう。
清潔の推進
清潔さを維持することを心がけていると、清潔ではないことが異常だと思うようになります。
それを繰り返していくことによって、清潔さを推進するようにしましょう。
意識づけの推進
率先して動くだけではなく、ポスターやアナウンスをして整理、整頓、清掃、清潔の必要性を説いていきましょう。
これらを意識して行えば業務効率があがります。