整理整頓に効果的なPDCA
検討→実行→評価→見直し
整理整頓の手法を試すときに、検討→実行→評価→見直しの手順で改善策を練る方法を紹介します。これは、ビジネスの世界で新しいものを試すときに用いられるPDCAサイクルと呼ばれるもので、これらの段階を繰り返すことにより、一番効果が高い方法をとることができるというものです。
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plan:検討
01
ビジネスの世界で新しい方法を試すときに、よく使うPDCAサイクルを整理整頓にも応用することができます。
仕事においての無理や無駄が見つかったら、それらをどのようにしたら日頃の仕事で排除することができるかを考えます。
この時注意することは、本当に効果があるのものか半信半疑の方法であるとしても、挑戦してみるということです。
大事なのは、無駄や無理を排除するためにどのような方法をとるかということではなくて、無駄や無理をどうにかして排除するということなのです。
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do:実行
02
改善策を検討した後には、その改善策を実行に移します。
この時に重要視するべきことは、スピードです。
なかなか改善策を実行に移すことができないと、せっかくのアイディアがもったいないことになります。
そのため、改善策を実行することに決めたら、実行するまでの期間を決めて、その期限までに実行までの準備を済ませることを心がけましょう。
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check:評価
03
実行した改善策のもたらした効果を評価してみましょう
ここでは、効果が不発に終わったか、いい結果をもたらしたかという判断をすることはしません。
その代わり、効果を客観的に評価するために、数字を用いたり、だれもがわかりやすいように図表に表わすことを心がけましょう。
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action:見直す
04
改善策の効果を評価した後には、客観的にみて、この改善策がどのような結果をもたらしたか見直しましょう。
いい結果がもたらされた場合には、その結果を大々的に社員全体にいきわたるようにして、社員のモチベーションアップに使いましょう。
もしも、芳しい効果が表れなかった場合には、より良い改善策を考えましょう。
そして、また検討→実行→評価→見直しを繰り返すことで、より高い効果を探しましょう。