
仕事のウェイト整理で効率アップ
無理、無駄ないオフィス
ここでは、仕事場にありがちな無理と無駄について説明しています。加えて、その無理と無駄をどのようにしたらなくせるのかということまで、説明しています。個人で処理できない分をほかの社員が手伝うことにより、人によって無理が生じる可能性は減ります。忙しい時期の仕事を比較的暇な時期にすることによって、日によって生じる無駄を減らすことができます。
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無理を排除する
01
オフィスの中で無理を極力避けたやり方を取りましょう
一日のうちで、ある社員は机の上に紙の束を抱えて、仕事に明け暮れているのに、また別の社員はデスクで新聞を読んだり、インターネットサーフィンをしたりして暇をつぶしているということが起こっていませんか。
仕事が忙しすぎて寝る間も惜しんでいるようだと、残業続きで過重労働になってしまう危険性があります。
確かに、仕事を処理するペースには個人差があり、余裕が持てないのはその人の能力のせいだと思うかもしれません。
しかし、あまりに無理をため込みすぎると体調を壊したり、精神的に追い詰められる危険性もあります。
そのため、仕事を割り振る側が個人の能力の差を考慮するのはもちろんです。
しかし、割り振られた側も「自分には荷が重すぎる。ここまではこなすことができるけれども、それ以外の部分はほかの人に振り分けてほしい」ということを明確に言葉にすることをお勧めします。
個人が適切にこなせない分をオフィス全体でこなすことが、オフィスの無理を排除することです。
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無駄を排除する
02
オフィスの無駄とは、人によって、日によって仕事量のばらつきがあることを指します。
仕事量のばらつきがあると、オフィスの全員が全力を出して仕事に取り組むよりも、無駄な時間がかかります。
また、比較的暇な時間帯を作らないようにすることで、忙しい時期に急にあわただしくなることが防げます。
例えば、通常の仕事はそれほど忙しくないのに、決算時期の週末や月末になると、毎回ほとんどの社員が残業をせざるを得ないという状況を打開したいと考えます。
この時、通常の忙しくない時期に、先回りして決算に必要な仕事の一部を準備しておくことが考えられます。
このようにして、人によって、日によって仕事量にばらつきがないようにすることで、仕事の無駄を排除することができます。