常に在庫が分かる様に工夫をする事
在庫を把握しやすく
保管場所を整理するときに、モノの名前を表示するだけではなく必要な個数を明記することによって、取り出しやすくなるだけではなく、在庫を把握することが容易になります。必要数を明記しておくことで、「なんとなく少なくなったから補充する」のではなく、誰もが不足していることがわかるようになります。
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定位置を決めると在庫管理が楽になる
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モノの定位置を明確にすることで、取り出しやすくするだけではなく、在庫を把握することが容易になります。
具体的には、棚に書類やファイルの名前をラベルとして貼り付けるだけではなく、「社名入り封筒・・・50部」というように必要数を明記しておくことで、在庫を把握することができます。
確かに、封筒などの備品は、必要数をとった人が気付いて、なんとなく少なくなってきた時に補充すればいいのではないかと思うかもしれません。
しかし、それでは人によって必要数が異なる可能性が残ります。
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数字で表す
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「なんとなく少なくなった」というのは感覚であり、主観によるところが多いのです。
社員Aが、まだ十分な数があるから補充しなくても大丈夫だと思ったとしても、社員Bがみると、少ない、補充する必要がある、と感じることもあるのです。
もしかしたら、社員Bには、社員Aは少なくなったのにもかかわらず補充しようとしないのだと思われるかもしれません。
あるいは、社員が一人だけのベンチャー企業の場合であれば、備品を使うのも自分ならば、少なくなったときに補充するのも自分だから、客観的な数字で在庫を表すことは必要ないでしょう。
しかし、そうではなく、社員が何人もいて、使う人間と補充する人間が複数いるような場合には、自分ではわかるのだけれど、ほかの人にはわからないということがないようにしなくてはいけません。
そのため、主観的な感覚に頼らない、客観的な数字で在庫を表示することが必要なのです。
定位置にモノの名前を書いておくだけではなく、その個数を表示するようにしましょう。