整理整頓からの事故防止!
安全な仕事場へ
オフィスにモノがあふれている状況では、仕事場にいる社員の生命を守ることが難しくなります。床にもモノがあふれていたら、転倒の危険があります。機器の配線が乱雑に放置されている状況では、漏電および火災の危険性があります。非常事態が起こった時に避難をするのが困難です。
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転倒・漏電への対策
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オフィスにモノがあふれている状況では、当然足元のものに躓いて転倒するという危険性があるのではないでしょうか。
たこ足配線やケーブルが複雑に絡まっている状況では、漏電の可能性もあります。
漏電とは、配線の中の金属部分を覆うビニールのコーティングがはがれたりなどして、電流が外部に漏れることを示します。
漏電は、火災の原因になり、コーティングがはがれた配線が燃えやすいものに触れたら、あっという間に燃えひろがります。
なかなかパソコンやほかの電子機器を使うときに、ケーブルの行方までには気を使えないかもしれません。
また、コンセントの数に限りがあるオフィスの中では、延長コードを多用してたこ足配線をせざるを得ないこともあるでしょう。
しかし、火災になったことを考えたら、できる対策は取っておいても損はないはないのではないでしょうか。
整理整頓をすることによって、転倒・火災を防ぐことになります。
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地震への対策
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オフィスにモノがあふれている状況では、非常事態に適切な対応をすることが難しくなります。
例えば、地震が発生したとき、多くの人が落下物の被害を受けないように机の下に隠れようとするのではないでしょうか。
しかし、机の下にモノがつみあがっていて、人が入るスペースがなかったとしたらどうでしょうか。
地震で落下したものから身を守ることができす、けがをしてしまうかもしれません。
また、棚の上に中に入りきらないファイルや書籍がうず高く積まれていたらどうでしょうか。
地震の揺れで、棚の中のものはもちろん、一番先に積まれたものが崩れるのではないでしょうか。
その積まれたものに足場を取られて避難の妨げになるようなことがないよう、倒れにくいように整理することが必要です。
このように整理整頓をすることで、もしも地震が起きた際にも被害を少なくすることができるのです。