働く人の頭の中も整理されている
職場の乱れは心の乱れ
頭の中が整理されていないことが仕事場の整理整頓と無関係ではありません。逆に、オフィスの整理整頓がなされていないことで、頭の中が整理できないということもあります。複数の仕事を命じられたときに、頭の中が混乱するときは、一度机の上を整理することで、優先順位を立て、仕事の手順を組み立ててみましょう。
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仕事場が整理されてない人は頭の中も・・・
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頭の中が整理されていないと、仕事場も整理されていないことが大いにあります。
その反対に、仕事場が整理されていないと、頭の中も整理されていないということもできます。
例えば、デスクまわりが散らかっていて今にも書類の山が崩れ落ちそうになっている人を想像してみましょう。
必要不必要なものが整理されていないことはもちろん、ファイルやラベルシールで分類されているわけでもないので、毎回必要な時に特定の書類を取り出すことが困難です。
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頭の中が整理されていれば引継もスムーズ
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もしも、上司から急ぎでAとBとCの書類を持ってきてくれ、と頼まれた場合にすぐに手元に用意することができるでしょうか。
急きょ、本人が大事な案件を処理している途中で、会社を早退したり、欠席したときに、やむを得ず途中からほかの人が仕事を引き継ごうとしたとします。
デスクのどこに何があるかわからない状態で、スムーズに仕事を引き継ぐことができるでしょうか。
どちらの場合も難しいでしょう。
これでは本当に頭の中が整理されているとはいいがたいのです。
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プロセスを考える
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このような状態の人は、同時に複数のプロセスを踏むことが必要な仕事に取り組むことが困難な傾向があります
それは、必要な資料がどこにあるのか見つけることが困難なために、仕事にどのように資料を用いるプロセスが必要かを判断することが難しいからです。
たとえ、必要なプロセスと資料を算出することができたとしても、次にそれらのプロセスを正しい順序に並べなくてはいけません。
この時に重要なのが優先順位をつけることです。
しかし、散らかったデスク周りでは必要なことだけに集中することが困難です。
この様に仕事場が散らかっていることで、頭の回転を鈍くしてしまうのです。